診療案内
診療案内
自己免疫異常で生じる甲状腺機能亢進症の代表的な病気です。甲状腺を刺激し続ける物質(TSH受容体抗体)が体内でできてしまうことで、甲状腺ホルモンの産生や分泌が持続的に増加します。まだ、この物質ができてしまう原因はよくわかっていませんが、きちんと治療を続け甲状腺機能を落ち着かせることで、健康な人と変わりなく普通の生活が送れるようになります。
甲状腺機能低下症の代表的な原因の一つに橋本病があります。自己免疫の異常で慢性的な炎症が生じていることから慢性甲状腺炎とも呼ばれます。橋本病の多くの方は甲状腺ホルモンの過不足はありませんが、甲状腺細胞の破壊が続くと、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、その不足が著しくなると全身の代謝が低下するため、寒がり、体重増加、体温低下、だるさ、便秘、脂質異常症、気分の落ち込みなどが出現します。
甲状腺腫瘤は無症状のことが多いため、頸部のしこりに偶然気づいたり、検診などで指摘されたりする方が増えています。多くは良性の腫瘤であり、腺腫様甲状腺腫(せんしゅようこうじょうせんしゅ)、濾胞腺腫(ろほうせんしゅ)、のう胞などが含まれます。悪性の腫瘤(甲状腺がん)では、乳頭がんが全体の80%以上を占めているといわれています。
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい風邪やインフルエンザといった急性症状や、生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症など)やアレルギー疾患といった慢性疾患、いわゆる持病まで幅広い疾患の継続的な治療や病状管理を行います。
ただいま準備中です。