甲状腺検査|わかば甲状腺クリニック|坂戸市関間の内分泌内科・内科

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甲状腺検査

甲状腺検査|わかば甲状腺クリニック|坂戸市関間の内分泌内科・内科

甲状腺検査とは?

甲状腺検査を受ける女性

「最近疲れやすいが、何科を受診すればいいかわからない」
甲状腺の病気は、初期段階ではほとんど症状がないか、更年期障害や自律神経失調症と間違われやすいため、自覚症状がない状態で検査を受けることが非常に重要です。特に甲状腺の機能異常やしこり(腫瘍)は、血液検査やエコー検査で簡単に見つけることができます。

どんな時に甲状腺検査を受けるべきか?(甲状腺検査の目安)

甲状腺検査は、自覚症状がなくても「スクリーニング」として受ける価値がありますが、特に以下のような方は、積極的に甲状腺検査を受診することをおすすめします。

1.症状がある場合

機能亢進(バセドウ病など)が疑われる症状

  • 動悸・脈が速い
  • 汗をかきやすい、暑がりになった
  • 食べているのに体重が減る
  • イライラしやすい、落ち着きがない

機能低下(橋本病など)が疑われる症状

  • 全身がだるい、疲れやすい
  • 寒がりになり、手足が冷たい
  • 顔や手足がむくみやすい
  • 皮膚が乾燥し、髪が抜けやすい

2.健康診断や人間ドックで指摘された場合

  • TSH、FT3、FT4の異常を指摘された。
  • 「甲状腺腫大」「甲状腺結節」「甲状腺のう胞」などと記載があった。

3.リスクが高いと考えられる場合

  • ご家族(特に母親や姉妹)に甲状腺疾患の患者がいる(遺伝的素因)。
  • 出産後数ヶ月経過してから、体調の不調(動悸、疲労感など)を感じる(出産後甲状腺炎)。

甲状腺検査の主な種類と内容

甲状腺の病気の診断は、主に「血液検査」と「超音波(エコー)検査」の2つを組み合わせることで、『ホルモンの異常(機能)』と『しこりの有無(形態)』の両面から多角的に評価でき、高い精度で診断することが可能です。

1.血液検査(内分泌機能のチェック)

甲状腺の**機能異常(ホルモンの過剰または不足)**を見つけるための、診断の基礎となる検査です。

検査項目 わかること
甲状腺ホルモン(FT4, FT3) 現在、甲状腺から分泌されている血液中を流れている「活動中のホルモン」の量です
甲状腺刺激ホルモン(TSH) 脳(下垂体)から甲状腺へ送られる指令ホルモン。
甲状腺の状態を最も敏感に反映するため、スクリーニングにおいて最重要の項目です。
抗体検査(TRAb, TPOAbなど) 自分の甲状腺を攻撃してしまう「自己抗体」の有無を調べます。これにより、バセドウ病や橋本病といった原因を特定します。

重要性:特に抗体検査は、ホルモン値がまだ正常な「潜在性」の段階でも、将来発症するリスクを判断するために不可欠です。

2.超音波(エコー)検査

甲状腺の形状異常やしこり(腫瘍)を見つける検査です。
痛みや被曝の心配は一切ありません。

  • しこりの有無・大きさ:結節(しこり)や嚢胞(水たまり)の有無を確認します。
  • 良性・悪性の鑑別:しこりの形、境界線の明瞭さ、内部の血流、微細な石灰化の有無などから、悪性(甲状腺がん)の可能性を詳細に評価します。
  • 甲状腺全体の状態:橋本病で見られる甲状腺のゴツゴツとした状態(内部エコーの粗造化)や腫れの程度を確認します。

3.穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)

エコー検査で悪性の可能性が高い「しこり」が見つかった場合、その確定診断のために行う精密検査です。

  • 方法:エコーで確認しながら、採血に使うような細い針をしこりに刺し、細胞を吸引して採取します。処置自体は数分で終わります
  • 痛み:局所麻酔は基本的に不要で、採血程度の痛みです。
  • 目的:採取した細胞を顕微鏡で観察し、がん細胞かどうかを正確に判定します。

検査で発見される主な甲状腺疾患

専門的な甲状腺検査を受けることで、以下の主要な疾患を早期に発見・診断できます。

1.甲状腺機能異常

  • バセドウ病
  • 橋本病(慢性甲状腺炎)
  • 無痛性甲状腺炎

2.甲状腺腫瘍

  • 甲状腺がん:エコー検査と細胞診で診断されます。甲状腺がんは進行が穏やかなタイプが多いですが、早期発見が治療の選択肢を広げます。
  • 良性腫瘍(のう胞、腺腫など):がんではない良性のしこりです。定期的なエコー検査で経過観察を行います。

検査費用と所要時間(当院の場合)

甲状腺検査は、疾患の早期発見と安心のために、非常にコストパフォーマンスが高い検査と言えます。

当院では外部検査機関を利用しているため、詳細な血液検査の結果が出るまでに数日いただきます。エコー検査の結果は、その場で医師と一緒にモニターを見ながらご確認いただけます。

項目 費用目安(3割負担) 所要時間 備考
血液検査(ホルモン・抗体) 数千円程度 当日確認の場合45~60分 検査項目によって、外部検査機関を利用するため、詳細な血液検査の結果が出るまでに数日いただきます。
超音波(エコー)検査 1,500円〜2,000円 10〜15分 エコー検査の結果は、当日、医師と一緒にモニターを見ながらご確認いただけます
診察料 初診時:約3,000円

穿刺吸引細胞診が必要な場合は別途費用がかかりますが、緊急性が高いため保険適用となります。詳細な費用については、受診時にご確認ください。

甲状腺検査は『健康』を守るための大切なステップです

「なんとなく疲れている」「年だから仕方ない」と放置されている症状の裏には、甲状腺の機能異常が潜んでいることが非常に多くあります。

甲状腺の病気は、適切な治療薬を内服したり、しこりを早期に発見したりするだけで、生活の質(QOL)を大きく改善することができます。特に女性にとっては、妊娠や出産を安全に行うためにも、ご自身の甲状腺の状態を正確に知っておくことが大切です。

インターネットで症状を検索し続けるよりも、専門のクリニックで検査を受けることが、不安を解消する最も早い道です。

ぜひ私たちのクリニックへご相談ください

当院では、甲状腺疾患の専門知識と豊富な経験を持つ医師が、高精度の超音波機器を用いて、わずかな変化も見逃さない丁寧な検査を行っております。

血液検査とエコー検査を組み合わせることで、「機能の異常」と「形の異常(しこり)」の両方を一度にチェックし、その日のうちに検査結果の一部と今後の治療方針をご説明することが可能です。

健康診断で要精査と言われた方、ご自身の体調不良の原因がわからない方は、どうぞ安心してご来院ください。正確な診断を通じて、あなたの健康と安心をサポートいたします。

受診をお考えの方へ

  • お薬手帳をお持ちください:他のお薬(不整脈の薬やサプリメントなど)が検査値に影響を与えることがあります。
  • 食事制限は不要です:通常の血液検査であれば、食事を抜いてくる必要はありません。
  • 首元の開いた服装が便利です:エコー検査では首元を露出するため、タートルネックなどは避けていただくとスムーズです。